彼氏/彼女ができない人の心理と理由を解説【愛着障害】

恋愛

恋人を作るのって難しいですね。

”恋愛をしてみたいけれども、どうしたら恋愛につながるのかわからない”
”恋愛関係になっても、なかなか進展させることができない”

「まだいい人に出会っていないだけ」などと、相談してもあまりいいアドバイスがもらえないこともあるでしょう。

しかし、いつまで待っても相手に恵まれることができない人もいます。
その場合は恋愛を迎え入れることが難しい心理状態なのかもしれません。

近年では、若者の恋愛離れが深刻化しており、実際に生涯未婚率は年々上昇しています。
経済的理由、娯楽の充実、理想が高くなったことなどが原因と言われがちですが、恋愛ができずに悩む人はそれだけが理由とは言えません。
現代人の多くは、”愛着障害”により、恋愛が難しくなっている可能性が高いです。
愛着障害を抱えると、慢性的な自己否定感や不安感を抱えていしまい、恋愛を進めることに大きな障害となるのです。
この記事では、愛着障害によって恋愛が困難なる原因を以下の項目にて解説していきます。

  • 自己肯定感が低い
  • 独りよがりになってしまう
  • 社会不信感が強く、人が好きになれない
  • 愛着障害を改善し、恋愛がしやすい体質にしよう

恋愛が発展しない原因を理解することで、自分を効率的に見直すことができます。
改善することができれば、恋愛をしやすい体質を作ることができるでしょう。

ぜひ、参考にしてみてください。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低いと恋愛が発展しづらくなります。
自信が持てないことで、様々なことが障壁となり、コミュニケーションに問題が起きやすくなります。

  • 自分は好きになってもらえないと思っている
  • 自分は愛されてはいけないと思っている
  • 自己肯定感を相手に持たせてほしいと依存してしまう。

自分に自信がないと、恋愛感情をうまく伝えることが難しくなります。
心の中にある自己否定感があり ”自分は愛されるべきではない” という思っていることが相手に伝わってしまうのです。
相手は自己否定感のある人に対して、好きになっていいかわからず恋愛スイッチをオンにすることができません。
好意と同時に自己否定感も伝わってしまい、相手にとっては矛盾したものをぶつけられて混乱してしまいます。
場合によっては気持ち悪いというように映ってしまうこともあるでしょう。

また、自己肯定感が持てないと依存しがちな恋愛になりやすいです。
自己を肯定できないという状態は非常につらく、無意識のうちに誰かに助けを求めてしまうのです。
相手に自信を持たせてほしい、自分を肯定してほしいという気持ちを無意識に持ってしまい、急に距離を詰めるなど、相手に強いプレッシャーを与えてしまいます。
相手にストレスをかけてしまい恋愛が進展しないことになりがちです。

一人よがりになってしまう

一人よがりになってしまうと、恋愛が発展しにくくなってしまいます。
恋愛には、お互いに共感を重ねることで、承認欲求を満たしあっていくことが必要不可欠です。
しかし、一人よがりになってしまうと自分の承認欲求を満たすことに必死になってしまい相手のことを置き去りにしてしまいがちです。
具体的には、以下のようなことが起こります。

  • 相手の感情を見ようとしない
  • 自分の話ばかりする
  • 過度な依存をしてしまう

人よがりになってしまうと、自分以外に注目することができなくなります。
承認欲求の欠乏感を抱えているため、相手に満たしてもらいたいという気持ちがあふれてしまい、周りのことを考える余裕が持てない状態になります。
相手に自分を見てもらうことに必死になりすぎているため、逆に相手を見る余裕がなく一方的なコミュニケーションになってしまいがちなのです。
この状態では、相手はだんだんとストレスを抱えてしまうため関係が進まなくなります。

社会不信感が強く、人が好きになれない

社会不信感が強いと恋愛に発展しづらくなります。
社会不信感が強い人は、”自分は嫌われている” というように考えやすく無意識に他人と壁を作ってしまいコミュニケーションに支障が出ます。
具体的には、以下のような問題が起きます。

  • 表面上の付き合いはできるが、内面を出すようなコミュニケーションができない
  • 性格や内面をさらけ出したら嫌われると思っている
  • 初対面の人とはうまく話せるが、何度か会うとうまく話せなくなる

内面や人間性をさらしたコミュニケーションができないため、人との距離を縮めづらくなります。
友人関係、恋愛関係ともに気づくのが困難になりやすいです。

愛着障害を改善し、恋愛がしやすい体質にしよう

上記では、愛着障害によって恋愛が難しくなってしまう原因を解説してきました。
では、愛着障害を改善し恋愛がしやすくするにはどのようにしたらよいのでしょうか。
こちらでは、愛着障害の改善方法と向き合い方について解説していきます。

愛着障害によって恋愛が難しくなるのは、自己肯定感や自信が持てなくなってしまうことが原因です。
自信が持てないことで、自己否定感、社会不信感、愛情欠乏感の3つを強く感じてしまうのです。
自信を取り戻し、正しくコミュニケーションをとれるようになるには、この3つの感情を改善し、コントロールできるようにすることが重要になります。

自己否定感、社会不信感、愛情欠乏感をコントロールするには、ただ我慢したり、無理に明るくふるまってもなかなかうまくいきません。
我慢などの感情の抑圧することは、多くの人が既にやっており、その結果、抑圧しきることができず問題につながっていることがほとんどだからです。
愛着障害を克服するには抑圧するのではなく、負の感情を認め、逆によく観察して整理することで改善につながります。

負の感情を深堀り、自分を癒すためのワークをこちらで紹介しておりますので、参考にしてみてください。

また、一人で深堀を進めるのは難しい場合も多くあります。
そういったときは、カウンセリングサービスも用意しておりますので併せてご利用ください。
悩みの原因、感情の深堀、とらえ方や癒し方のレクチャーを行っています。

心理学を活かして、悩みを掘り下げます 悩みを整理していくことで、解決へと近づきます!

まとめ

こちらの記事では、愛着障害によって恋人ができづらくなってしまう理由を以下の項目にて解説しました。

  • 自己肯定感が低い
  • 一人よがりになってしまう
  • 社会不信感が強く、人が好きになれない
  • 愛着障害を改善し、恋愛がしやすい体質にしよう

愛着障害を抱えてしまうと、れないが進展しづらい体質となってしまいます。
愛着障害は、慢性的な自己否定感、不安感を抱えてしまい自信を無くします。
相手への適切なコミュニケーションがとれなくなり、自信を理解してもらうチャンスを得にくくなります。
心理ワーク、カウンセリングなどで改善していき恋愛がしやすい体質にしましょう。

皆様が楽に生きることのお役に立てれば幸いです。

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