【蛙化現象】原因は愛着障害?克服方法を解説

恋愛

近年、蛙化現象という言葉がはやっています。
恋愛対象の相手に対して、突然強い嫌悪感を抱いてしまう現象です。
意図せず相手を嫌いになってしまうため、コントロールできずに悩んでしまう人も多いです。
蛙化現象という言葉が非常に流行していることからも、悩んでいる人が増えていることが伺えます。

では、どうして蛙化現象が起きてしまうのでしょうか・・・?

実は、蛙化現象は愛着障害が原因になっていることが多いです。
愛着障害は自己肯定感を下げてしまうため、恋愛に支障をきたしてしまうのです。
この記事では、蛙化現象と愛着障害の関係や克服方法について、以下の項目にて解説します。

  • 蛙化現象ってなに?
  • 蛙化現象の原因
  • 蛙化現象は愛着障害?
  • 愛着障害を治して蛙化現象を克服しよう!
  • まとめ

この記事では、蛙化現象について愛着障害の面からわかりやすく解説しています。
症状が自分と当てはまっているか確認してみることで解決の糸口になるかもしれません。
蛙化現象にとても悩んでいる方は、参考にしてみてください。

蛙化現象ってなに?

蛙化現象とは、近年話題になっている恋愛の心理現象です。
好意を持っている相手が、急に嫌いになってしまいます。
一方的に好意を持っている相手から行為が返ってきた途端に、生理的嫌悪感を感じてしまい同じ場所にいることすらも嫌になってしまいます。
流行語ランキングにも選ばれていることからも、蛙化現象に悩む人は多いと予想出来ます。

蛙化現象は誤った使われ方もしているようです。
単純に相手に飽きてしまったことを蛙化現象と表現している場合もあります。
この記事では、元の意味で使われていた蛙化現象を扱っています。

蛙化現象には、以下のような特徴があります。

  • 一方的に好意を持っているときは、純粋に好き
  • 相手から好意が返ってくるようになってから、しばらくは心地よく過ごせる
  • 相手からの気持ちが強くなってくると、好意を受け取りづらく感じる
  • 自分が拒否していることに気づくとさらに嫌悪感が強くなる

特徴的なのは、一方的に好意を向けているときは問題がないということです。
一方的に相手を見ている状態が心地よく感じることもあります。
相手の気持ちが自分の気持ちを上回ることで、嫌悪感、拒否反応が現れることも多いです。

蛙化現象の原因

蛙化現象はいったい何が原因で起きるのでしょうか?
メディアで取り上げられると「理想が高い」「現実が見えていない」などと言われがちです。
しかし、決して理想が高いわけではありません。
理想が高く選り好みしているだけなら、蛙化現象で苦しむことはないからです。
蛙化現象は、もっと深刻な問題が原因になっているのです。
こちらでは、蛙化現象が起きてしまう原因を解説していきます。

蛙化現象が起きてしまう原因は3つあります。

  • 自分を好きになれない
  • 人と深いかかわりを持つことに抵抗感、恐怖感がある
  • 回避型愛着障害を抱えている

蛙化現象を起こしてしまう人は、自己肯定感があまり高くないことが多いです。
実際に、蛙化現象が起きてしまい戸惑った結果、自分を責めてしまうことが多いようです。

蛙化現象と自己肯定感には密接な関係があります。
自己肯定感が低いと、好意を向けられることを受け入れられなくなってしまうのです。
自分が好かれることを受け入れられないと、以下のような感情が出てきます。

”自分なんかを好きになる人だと思わなかった”
”結局、自分は嫌われて傷つくことになる”

自己肯定感が低いと、好かれることに恐怖に近い感情を感じてしまい、生理的嫌悪感につながってしまうのです。

また、自己肯定感が低いと視線を向けられることへの恐怖を感じます。
無意識に他人への恐怖心を抱いてしまうためです。
自分は嫌われる、周りは自分を傷つける、自分は醜い、などと無意識に思い込みがあるため自分に関心を向けられることを嫌う傾向があるのです。
結果、一方的に見ている状態では大丈夫なのに、好かれた途端に拒否してしまうということが起きてしまいます。

このように蛙化現象は、誰かと関わりたい気持ちと、人と関わることが怖い気持ちが責めぎ合うことによっておきます。

意識部分で、相手が好き、興味がある

と思っていても・・・

無意識部分で、自分は好かれるべきじゃない、他人に見られてはいけない、醜い部分がある

という思い込みがあるため、葛藤で苦しんだ結果 拒否してしまうのです。

これは、回避型愛着障害の典型症状でもあります。

蛙化現象は愛着障害?

蛙化現象は自己肯定感が低いことから引き起ってしまいます。
自己肯定感が低く、人を遠ざけてしまうのは回避型愛着障害が原因の可能性が高いです。
愛着障害は、幼少期の養育環境やトラウマなどが原因で、自分自身への価値が感じられなくなってしまう症状をいいます。
愛着障害にアプローチすることによって、蛙化現象を改善していくことにつながります。

愛着障害を治して蛙化現象を克服しよう!

蛙化現象は、愛着障害が原因になっていると考えられます。
愛着障害をいやすには、無意識下の問題を解決することが重要です。
無意識化の問題とは、”自分が好きになれない、自分は醜い、自分を好く人は大した人じゃない”という思い込みです。
無意識の問題が軽減されれば、相手の好意を受け入れることに抵抗感を減らすことができます。

無意識下の問題を解決するには、無意識下の問題がどんなことかはっきり認識する必要があります。
無意識の問題は自分で認識することが難しく、自分がどんなトラウマや思い込みがあるのかは、なかなか認識ができません。
無意識の下の問題をはっきりさせるには、心理ワークやカウンセリングなどが有効です。

自分の問題を掘り下げるためのワークを以下にて紹介しております。
エンプティチェアが始めやすいのでおすすめです。

ワーク一覧

なかなか自分で掘り下げができない場合には、チャットカウンセリングも行っております。
こちらもぜひご利用ください。

心理学を活かして、悩みを掘り下げます 悩みを整理していくことで、解決へと近づきます!

まとめ

こちらの記事では、蛙化現象が起きるしくみと克服方法について紹介しました。

  • 蛙化現象とは?
  • 蛙化現象の原因
  • 蛙化現象は愛着障害?
  • 愛着障害を治して蛙化現象を克服しよう!

蛙化現象とは、一方的な好意を持っている相手から逆に好意を向けられた時に強烈な嫌悪感を感じてしまう心理現象です。
自己肯定感の低さが、蛙化現象を引き起こしてしまいます。
自己肯定感を下げてしまう原因を掘り下げて突き止めることで、拒否反応が軽減します。
心理ワーク、カウンセリングなどを利用して、蛙化現象を克服していきましょう。

皆様が楽に生きることのお役に立てれば幸いです。

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